会社の資金が不足すれば、外部から資金を調達することになります。
調達する資金は、融資・借入れによることが一般的です(銀行や国民生活金融公庫など)が、
株式会社には融資以外の資金調達方法として、増資という選択肢があります。
増資とはいったい何でしょうか?
まず、融資との一番の違いを申しますと、「増資によって得た資金は、一般の融資とは異なり、返済する必要がない」ことです。
※ただし、返済しなくてよい資金であっても、会社は出資者(株主)に対する配当(見返り)を与えなければ、出資者は増資には応じてくれないでしょう。増資した会社は利益を多く出すよう、事業活動に励み「配当」という形で出資者(株主)に見返りを与えるという、一定の責任が生まれます。
この増資手続きには、大きく分けて2つの種類があります。
(1)株主割当増資
→既存の株主からの出資を受けて会社の資本金を増やす
(2)第三者割当増資
→株主以外の第三者からも出資を受けて会社の資本金を増やす
上記いずれかの方法で増資手続きを行い、資本金を増やすことを「増資」と言います。
なお、増資手続は管轄法務局にて登記を行うことが必要です。
「増資手続き」の大まかな流れは次の通りです。
※株式譲渡制限会社(非公開会社)の場合
【増資手続きの主な手順】
株主総会決議で株式の発行を決定
↓
株主に増資の通知
↓
株主からの株主払込み
↓
資本金額・発行株式数の変更登記
※登記手続きにかかる登録免許税は申請1件につき、増加した資本金の額(課税標準金額)の1000分の7(これによって計算した税額が3万円に満たないときは、3万円)です。

2009年12月31日
増資手続きとは?増資手続きの概要
posted by zoushi at 00:00
| 増資手続きの概要
